MOS資格の取得は、転職する際のパソコンスキルの証明としておススメという記事を書きました。
MOSについて興味を持たれた方もいらっしゃると思いますので
今回は、MOS資格について具体的に試験概要などをお伝えしたいと思います。
MOS試験の科目とバージョン
試験科目とレベル
MOSには全部で5種類の科目があります。
WordとExcelには「スペシャリスト(一般)」と「エキスパート(上級)」の2つのレベルがあります。
- Word(スペシャリスト/エキスパート)
- Excel(スペシャリスト/エキスパート)
- PowerPoint(スペシャリストのみ)
- Access(スペシャリストのみ)
- Outlook(スペシャリストのみ)
上記をすべて受験する必要があるわけではありません。必要な(希望する)科目のみ受験します。
また、スペシャリストに合格しないとエキスパートを受験できないというわけではありません。
エキスパートのみを受験することも可能です。
スペシャリストは基本機能、エキスパートはより高度な技術を必要とする試験内容です。
バージョン
2019年8月現在、3つのバージョンでの試験が実施されています。
- 2016
- 2013
- 2010
バージョンによって、試験の内容も若干異なります。
できれば、最新バージョンで受験することをお勧めします。
しかし、MOSの練習をするパソコン(例えば自宅のパソコン)が2013なのであれば、2013での受験が良いと思います。
受験料
2019年8月現在、受験料は下記のとおりです。
- スペシャリスト:9,800円(税別)
- エキスパート:11,800円(税別)
1科目受験の料金です。決して安くはありませんね・・・。(学割あります)
ですので、「絶対大丈夫!」という自信がついてから受験されることをお勧めします♪
オフィススペシャリストマスター
以下の4つの試験に合格すると、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター」という称号が与えられます。(例:2016バージョンの場合)
- Word 2016 Expert(上級)
- Excel 2016 Expert(上級)
- PowerPoint2016
- Access 2016 または Outlook 2016
マイクロソフト オフィス マスターの認定証が発行されますよ♪
試験形式
試験時間
試験時間は全て「50分」です。
試験がスタートすると、画面に「残り時間」が表示されます。
試験結果は解答終了後すぐにパソコンに表示され、合否がその場でわかります。ドキドキです!
試験形式
試験会場のパソコンを使って行う実技形式の試験です。
筆記試験などはありません。
パソコンの画面にファイルと問題が表示されるので、指示に従って進めていきます。
受験方法
「全国一斉試験」と「随時試験」の2つの受験方法があります。
この2つは申込方法が異なるだけで、受験料、試験内容、合格認定証はすべて同じです。
全国一斉試験は毎月1~2回、随時試験は全国のパソコン教室などで随時実施されています。
自分のタイミングでいつでもチャレンジできます。
合格率
気になるのが合格率。
MOS試験の合格率は公式発表されていませんが、スペシャリストの合格率は約80%、エキスパートの合格率は約60%と言われています。
合格率は高いですね。
アクアパソコン教室のお客様で受験された方の統計で、過去3年間の合格率は100%です。
「絶対大丈夫!」という先生のお墨付きをもらって受験をするので当然といえば当然なのですが、きちんと勉強をすれば確実に合格できます。
受験は何でもそうですが、しっかり対策をすることが一番のポイントですね。
まとめ
今回は、MOS資格の概要についてご紹介しました。
国家資格のように「年に1回」などということはなく、自分のタイミングで受験ができます。
そして、しっかりと対策、勉強をすればほぼ合格できるということもわかりましたね。
じゃ、独学でも大丈夫?パソコン初心者だったらどのぐらい時間をかけて勉強すればよいの?
などについては、次回お届けしますね。
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