Excelで表の複数範囲を別々のページに印刷したいとき、どうしますか?
例えばこんな場合です。
セミナー開催一覧表の中の、2月と4月に開催される部分を別々のシートに印刷したいのです。
こんな風に印刷したいのです。
それぞれをコピーして、イチイチ別のシートに貼り付けて印刷するのはとても面倒ですよね。
2箇所ならまだ良いものの、5箇所なんて言われたらもう大変・・・。
イライラ心の声が聞こえてきそうです(笑)
でも大丈夫!ちょっとしたコツをつかめばあっという間に印刷できます!
複数範囲を同時に選択
まず、今回印刷したい2箇所の部分を同時に選択します。
1箇所目を選択→「Ctrl」キーを押しながら2箇所目を選択
という手順です。
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今回は、開催日が2月の部分を選択して、「Ctrl」キーを押しながら開催日が4月の部分を選択します。
選択ができたら、「ファイル」→「印刷」をクリックします。
選択した部分を印刷
印刷の設定画面が表示されます。
「作業中のシートを印刷」の▼から「選択した部分を印刷」をクリックします。
プレビューを見ると、まず2ページあることがわかります。
選択した2箇所がそれぞれのページに印刷されることが確認できますね。
印刷タイトルを設定
選択した2つの範囲がそれぞれのページに印刷できることがわかりましたが、ここでもう少し工夫したいと思います。
よく見ると、それぞれのページには「項目名」がなく何のデータなのかがわかりにくいですよね?
項目名が何なのかわからない・・・
タイトルや項目名を表示して印刷できたら分かりやすいですよね。
「印刷タイトル」という機能を使えばこれができるんです!
複数ページにわたる印刷の際に、各ページの先頭に印刷したい行をあらかじめ設定しておくことができます。
それが「印刷タイトル」です。
今回は、1行目のタイトルから3行目の項目名までの3行が各ページの先頭に印刷されるように設定します。
画面が印刷プレビュー画面になっていたら、元の画面に戻っておきましょう。
「ページレイアウト」→「印刷タイトル」をクリックします。
ページ設定画面の「シート」タブが表示されます。
「タイトル行」に設定するので、枠内をクリックします。
行番号の1から3をドラッグして選択します。
「$1:$3」と表示されます。
「タイトル行」に「$1:$3」と設定されていることが確認できたら「OK」をクリックします。
では、もう一度先ほどの2箇所を同時に範囲選択して、「ファイル」→「印刷」としてみましょう。
先ほど設定した3行分の印刷タイトルが表示されていることが確認できますね!
見やすい!
いかがでしょうか。
「もうできたの?」なんて言われたいですね♪
イライラもせず平和に過ごせます♪
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