- 別表のデータを1行おきに参照(リンク)させたい
- オートフィルを使ってみたけどうまくいかない…
そんなあなたのために、「1行おきにセル参照する方法」についてご説明します。
下図のような事業所別の売上表があります。(左の表)
その表を元に、「上期」「下期」別に売上をみたいので別表を作って…と言われたらどうしますか?(右の表)
「1つおきに」データを参照(リンク)させたいわけですが、通常のオートフィルだと1つおきになりませんね。
仕方ないので、参照セルをひとつずつ手入力していませんか?
大丈夫です!1つおきにセル参照させる効率の良い方法を「2つのステップ」でご紹介していきますね。
動画バージョンもあります。
「’」を付け文字列として式を作成
’を付けて式を入力
まずは、1行おきの数式を作るために、一旦「文字列」として式を作ります。
文字列にすることにより、オートフィル(連続データ)が使えるからです。
え、どういうこと?
と思った方も多いと思いますが、、最後まで読むと理由が分かってもらえると思いますので是非このままお付き合いください。
まずは、先頭の福岡の上期にあたるセルF4に、C4のセルを参照させます。
以下のように入力してEnterキーを押しましょう。
’=C4
必ず「すべて半角」で入力してくださいね。
すると、このようになります。
入力したセルF4には「=C4」と表示されるため、
あれ?せっかくシングルクォーテーションを入力したのに入ってないの?
と慌てるかもしれませんが、大丈夫。「数式バー」をみるとちゃんと入力されていることがわかります。
同様に、1つ下のセルにも「’=C6」と入力しましょう。
オートフィルで1つおきの連続データを作成
では、入力した2つのセルを元にオートフィルで「1つおきの連続データ」をつくりましょう。
入力した2つのセルを範囲選択→選択範囲の右下角「十」の形でドラッグします。
このようになります。
何のためにこの作業をしたのか…というと、1つおきの連続データを効率よく作りたかったからです。
そのために先頭に’を付けて文字列として入力したというわけです。
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この後、先頭につけた「’」を削除する操作を行います。
「区切り位置」を使って「’」を削除
区切り位置指定ウィザードを活用
では、「’」を削除します。
範囲選択をします。
「データ」タブ→「区切り位置」ボタンをクリックします。
「区切り位置指定ウィザード」画面が表示されます。
データのファイル形式は下記を選択して、このまま「完了」ボタンをクリックします。
「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」
先頭の「’」が削除されたため「文字列」から「数式」に代わり、一瞬で参照ができました!
同様に「下期」も出しましょう。
いかがでしょうか。
という流れです。少しでも作業の効率化となりますように~
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