Excelで同じ書式を複数の箇所に設定することってありますよね?
そんな時に、設定する複数の箇所を同時に選択しておけば、操作は1度で済みます。
ちょっとした時短です!
今回は、Excelで効率良く範囲選択する方法をご紹介します。
複数の範囲を同時選択~Ctrl+ドラッグ
離れた複数の範囲を選択する方法です。
1ヶ所目をドラッグ、2ヶ所目以降を「Ctrl」キー+ドラッグ
という方法です。
では、やってみましょう。
まず、1ヶ所目を選択します。
いつも通りドラッグすればOKです。
続いて、2ヶ所目以降を選択する時には
「Ctrl」キーを押しながらドラッグします。
3ヶ所目も同様、「Ctrl」キーを押しながらドラッグすればOKです。
これで3ヶ所同時に選択ができました。
では、選択した3ヶ所に色を付けてみましょう。
「ホーム」タブ→「塗りつぶしの色」▼から色を選んでクリックします。
3ヶ所同時に色が付きました。
同じ操作を3回するところが1回で終わりますので、時短になりますね。
広い範囲を効率良く選択~Shift+クリック
では、続いて広い範囲を効率良く選択する方法をご紹介します。
とても広い範囲を選択する場合、
例えば、画面をスクロールしないと表の終わりが見えないぐらいに大きな表をマウスでドラッグして選択するのはとても大変ですよね。
途中で指がはなれてしまって失敗…なんてことになりかねません。
そんな時には、ドラッグではなく「クリック」を使った選択方法があります。
「始点」をクリック、「終点」を「Shift」キー+クリック
という方法です。
やってみましょう。
まず、選択する範囲の左上(始点)のセルをクリックします。
選択範囲の右下(終点)を「Shift」キーを押しながらクリックします。
表全体が選択されました。
この方法なら、広い範囲でも確実に選択ができますね。
ドラッグが苦手と言う方にもおすすめです。
表全体の選択なら「Ctrl」+「A」
選択する範囲が「表」のみという場合は、表全体を選択するショートカットキーを使う方が早いです。
選択する表内のセルを1ヶ所クリックします。(表内ならどのセルでもOK)
「Ctrl」キーを押しながら「A」キーを押します。
あっという間に表全体が選択されました!
シート内の全セルを一瞬で選択
では、最後にシートの全セルを選択する方法をご紹介します。
シートの左上のマス目が「全セル選択」ボタンです。
クリックしてみましょう。
文字通り、シート内のすべてのセルが選択されます。
文字サイズやフォントなど、一気に変更したい場合に便利ですね。
今回は、Excelでの効率良い選択方法についてご紹介しました。
ちょっとしたことですが、積み重ねるとかなり時短になりますので、ぜひ積極的に使っていきましょう!
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