「平成」から「令和」が変わり、Excelも令和対応となっていますが、
日付の表示が「令和1年」となりますよね。
「1年」ってなんとなく違和感…令和元年にしたい。
という方もいらっしゃるのでは?
今回は、「令和1年」を「令和元年」と表示される方法をご紹介します。
令和に対応している?
まず、今お使いのExcelが令和に対応してるかを調べましょう!
セルの書式設定で確認
4月30日から5月にかけて連続の日付を入力します。
入力した日付を範囲選択します。
「セルの書式設定」を表示します。
右クリックでもいけますが、働く女子はスマートに
ぜひショートカットキーを使いましょう!
「Ctrl」+「1」キー セルの書式設定
「セルの書式設定」画面が表示されました。
「分類」は「日付」を選択します。
右下の「カレンダーの種類」は▼をクリックして「和暦」を選びます。
「和暦」に変わったら「種類」の中から
「平成24年3月14日」と表示されているものを選択して「OK」をクリックします。
和暦に変わりました。
「令和1年」という表示になっていますね。
令和1年を令和元年に
では、この「令和1年」を「令和元年」と表示されるようにしていきます。
条件付き書式とは
令和1年を令和元年に変えるのですが、今回は「条件付き書式」を利用します。
そもそも「条件付き書式」ってご存知ですか?
ザックリ説明すると
という機能です。ザックリすぎますか…?
今回の件に置き換えると、
ということになります。
OKでしょうか?
では、操作に入りますね。
条件付き書式を設定
日付のセル範囲を選択して「ホーム」タブをクリック
「ホーム」タブの右側にある
「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の範囲内」をクリックします。
ここで、条件と書式を設定します。まずは条件の設定から。
設定したい条件としては、
日付が「令和1年5月1日」から「令和1年12月31日」の範囲なら
ですね。
ということで、以下のように、
「令和1年5月1日」と「令和1年12月31日」と入力します。
「表示形式」タブを選択します。
「分類」は「ユーザー定義」を選択します。
「種類」の欄に
「”令和元年”m”月”d”日”」
と入力して「OK」をクリックします。
「令和1年」が「令和元年」に変わりました!
条件付き書式の解除
元の表示に戻したい場合は、条件付き書式をクリアすればOKです。
解除したい範囲を選択して「ホーム」タブをクリック
「ホーム」タブの右側にある
「条件付き書式」→「ルールのクリア」→「選択したセルからルールをクリア」をクリックします。
R1をR元に
少数派かもしれませんが、書式の好みは人それぞれ。
ある時上司から、「R1.5.1」を「R元.5.1」にしておいて
と頼まれることもあるかもしれません。
そんな時にも速攻笑顔で対応できるように、ご紹介しておきますね。
では、変更します。途中までは先ほどの手順と同じです。
まず、範囲選択をして
「セルの書式設定」を表示します。
先ほどご紹介のとおり、ショートカットキーを使いましょう。
「Ctrl」+「1」キー セルの書式設定
「セルの書式設定」が表示されたら、
「表示形式」タブの「分類」を「日付」にして
「カレンダーの種類」を「和暦」にします。
「種類」から「H24.3.14」を選択して「OK」をクリックします。
表示形式が変わりました。
では「R1」を「R元」に変更しましょう。
変更したい範囲を選択します。
先ほどと同様に、
「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の範囲内」
「R1.5.1」と「R1.12.31」と入力して、「ユーザー設定の書式」を選択します。
「表示形式」タブ→「分類」:「ユーザー定義」
「種類」の欄に
「 ”R元.”m.d 」
と入力して「OK」をクリックします。
表示が変わりました!
見た目の好みは人それぞれですが、
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