以前ご紹介した「エクセルでふりがなを表示する方法」は、「名前と同じセルに表示させる」方法でした。
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名前の上に小さく表示させるのではなく、名前の欄の隣、別セルにふりがなを表示させたいこともありますよね?
今回は、「名前と同じセルに表示する方法」をご紹介します。
前回はこのように、名前の上にふりがなを付けましたが、
今回は、このように名前の右隣りのセルにふりがなを表示させます。
PHONETIC関数を使えば、別のセルにふりがなを取り出すことができるのです。
では始めます!
別のセルにふりがなを表示するには
現在フリガナの欄がないので、列を挿入してフリガナ欄を作ります。
列挿入でふりがな欄を作る
挿入したい列(今回はC列)の列番号の上で右クリック→「挿入」をクリックします。
C列に1列挿入されたら、セルC3に「フリガナ」と入力します。
PHONETIC関数を探す
セルC4をクリックして、数式バーの「fx」ボタンをクリックします。
関数名が表示されます。
この中から「PHONETIC」(フォネティックと読みます)を選びます。
まず、「関数の分類」の▼をクリックして選びます。
「PHONETIC」は「情報」の中にあります。
が、そんなこと知らない…って人がほとんどですよね…。
知らなくても大丈夫!
探し方を知っておけば良いのです。
目的の関数を素早く探すコツ
「分類」が分からない時は、「すべて表示」を選びます。
すると、Excelのぜんぶの関数がAから順番に表示されます。
「PHONETIC」は「P」なので、結構下までスクロールしないといけませんね…
そんな時にぜひ覚えておいて欲しいことがあります。
目的の関数にパパっとジャンプできる方法があるんです!
まず、「関数名」のところに関数がたくさん並んでいるわけですが、
その中のどれでも良いので、ひとつクリックします。
そして、キーボードから、
探したい関数名の先頭文字を2~3文字入力します。
今回は欲張って「pho」と入れます。
この時、できるだけ素早く!が大事です。
phoと素早く入れましょう!
難しければ、pだけでも良いですよ。
pだけだと思ってしまい、pから始まる関数にジャンプしてしまいます。
(それでもそこから少しスクロールすれば良いのですが)
そして、この時には必ず日本語入力をOFF「A」の状態で入力してくださいね。
「PHONETIC」へジャンプできましたか?
PHONETICをクリックして「OK」をクリックします。
どのセルのふりがなを取り出すのかを設定しますので、
今回は「田中桂子」と表示されているセルB4をクリックします。
すると、「参照」の欄に「B4」と自動で表示されます。
確認できたら「OK」をクリックしましょう。
セルB4のふりがなが表示されました。
ではこの式を、下方向へコピーしましょう。
セルB4をクリックして、セルの右下角にポイントし、
ポインタの形が黒十字に変わったら、セルB11までドラッグします。
式がコピーされ、全員のふりがなが表示されました。
C列の列幅が狭くて途中までしか表示されていないところがありますね。
列幅を調整して、フリガナが全部表示されるようにしておきましょう。
ふりがなの種類を変えるには
現在ふりがなが「カタカナ」で表示されていますが、
このふりがなの種類を「ひらがな」へ変更してみましょう。
ポイントは、ふりがなの元となる「漢字入力されている部分を範囲選択」することです。
今回の場合では、セルB4からB11までを範囲選択します。
「ふりがなの表示/非表示」ボタンの▼から「ふりがなの設定」をクリックします。
「ふりがなの設定」画面が表示されたら、
「種類」の「ひらがな」の○をクリックし「OK」をクリックします。
カタカナだったふりがなが「ひらがな」になりました!
ふりがな部分を範囲選択するのではないところが、
ちょっと違和感を感じるかもしれませんが、
元のデータに対しての設定ということで覚えてくださいね。
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