- エクセルで時間の合計をしたけど時間が合わない
そんなあなたのために、「合計が24時間を超えるときの書式設定」についてご説明します。
24時間を超える時間の合計
エクセルで時間計算をしていると、あれ、あきらかにこれ少ないよね?というケースに遭遇すると思います。
勤務時間の合計を計算するという例題にて説明しますね
24時間を超えない計算
このような表があります。
日々の実働時間(終了ー開始ー休憩)の合計が出るようにしています。
今のところ3日間の合計は21時間ですね。
しかし、金曜日まで入力をするとこのようになりました。
合計のセルE9の数式は「=SUM(E4:E8)」となっていて正しいですね。
しかし、合計は12時間と表示されています。
このように、合計が24時間を超えると正しく表示されません。
24時間を超える計算では表示形式を変更
合計が24時間を超える場合には、表示形式を変更すれば正しい時間が表示されます。
では、さっそく変更してみましょう。
合計のセルE9で右クリック→セルの書式設定をクリックします。
セルの書式設定の画面が表示されました。
現在の表示形式は「ユーザー定義」の「h:mm」となっていますね。
このままだと、24時間までしか表示させることができないのです。
ですので、ここを変更します。
h の左右に[ ]を付けて、[h]とします。
たったこれだけなのです。
OKをクリックすると、以下のように正しく表示されました。
なーんだ、意外とアッサリ!と思いませんか?
知っているか知らないかの違いです。
時間の表示形式について
時間は表示形式を変更することにより、見せ方を変えることができます。
主なものは下記のとおりです。
入力 | 表示形式 | 結果 | |
9:05 | h:mm | 9:05 | 分を2桁表示。1桁の場合は「0」が付く |
9:05 | hh:mm | 09:05 | 時刻と分を2桁表示。1桁の場合は「0」が付く |
9:05 | h:m | 9:5 | 時刻と分を1桁表示。 |
9:05 | hh | 09 | 時刻を2桁表示。1桁の場合は「0」が付く |
25:10 | [h] | 25 | 24時を超える時間を表示 |
25:10 | [m] | 1510 | 60分を超える分を表示 25:10の場合は、25*60+10=1510 |
時間の表示や計算については、少し注意が必要です。
しっかり確認してミスのない表に仕上げましょう!
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