請求書や見積書などにある「支払期限」や「見積有効期限」
日付の翌月末だったり当月末だったりしますよね。
これを毎回手入力していませんか?
手入力だと間違えたり、修正し忘れたりとミスもでてきます。
今回は、日付を入力したら
- 今月末日
- 翌月末日
- 翌々10日
などの日付が自動で表示される「EOMONTH関数」をご紹介します。
EOMONTH関数とは
EOMONTH関数は、ザックリ言うと月末を求める関数です。
「イーオーマンス」と読みます。
日付を元に「〇ヶ月末の日付」を表示することができます。
以下の表でご説明していきますね。
今月末日を自動表示
EOMONTH関数の選択
日付を入力したら、今月末日が自動表示されるように関数を設定します。
セル「B4」をクリックして選択します。
「関数の挿入」ボタンをクリックしましょう。
関数の一覧から「EOMONTH」を探して「OK」をクリックします。
効率良く目的の関数にたどりつく方法はコチラから確認してくださいね。
Excel女子の皆さん、こんにちは! 突然ですが、関数を選択するときにはどうしていますか? 例えば「TEXT関数」を使いたい場合 「関数の挿入」ボタンをクリックして […]
「関数の引数」画面が表示されました。
「開始日」「月」入れていきます。
引数の入力
開始日
元になる日付を入力します。
今回の表では、「日付」が入力されるセル「B2」となりますね。
月
次に「月」ですが、ここには何か月後の月末なのかを入力します。
今回は「今月末」を求めたいので「0ヶ月後」の月末ですね。
ということで、ここには「0」と入力して「OK」をクリックしましょう。
当月末日が自動で表示されました。
翌月末日を自動表示
では、今度は「翌月末日」を自動表示してみましょう。
先ほどは当月末だったので、「月」が「0」でしたが、
翌月末の場合は、1ヶ月後ですので「月」は「1」となりますね。
セルB5には、このように設定して「OK」としましょう。
翌月末日が自動で表示されました。
翌月1日を自動表示
では、少しだけステップアップします。
「末日」ではない場合、例えば「翌月1日」を自動で表示するにはどうしたら良いでしょう?
すぐに分かった方も多いと思いますが、
「今月末日の1日後」と考えればOKなのです!
まずは、セルB6に今月末の設定をした後、数式バーに表示された数式の後ろをクリック
カーソルが表示されたら、「+1」と入力します。
=EOMONTH(B2,0)+1
と表示されたことを確認したら「OK」ボタンをクリックまたはEnterキーを押して確定しましょう。
11月15日の翌月1日となる「12月1日」と表示されました。
翌々月10日を自動表示
では続いて「翌々10日」を自動表示します。
もうお分かりですね?そうです!
翌月末+10日
と考えればOKです。
先ほどと同じく、EOMONTH関数で翌月末を設定して、数式バーで式の後ろに「+10」と入力します。
=EOMONTH(B2,1)+10
と表示されたことを確認したら確定しましょう。
翌々10日となる、1月10日が自動で表示されました。
「日付」を変更すれば、もちろん自動で変更されます。
いかがでしょうか。
これで、毎回入力しなくてもOKですし、修正し忘れた…なんていうミスも防げますね。
お試しください♪
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