スケジュール表や営業日のカレンダーなどで、定休日を表示したい時どうしましょう?
例えば毎週月曜日は定休日だったら、月曜日のところに定休日と手入力…だと大変ですね。
WEEKDAY関数を使えば、日付を入れたら自動で定休日と表示させることができますよ。
動画バージョンもあります。
月曜日は「定休日」と表示したい
WEEKDAY関数
WEEKDAY関数は、日付に対する曜日を番号で表示する関数です。
と聞いても…なかなかピンとこない方も多いと思いますので、ご説明しますね。
このような表があります。
日付と曜日を同じセルに表示する方法については、過去記事でご確認くださいね。
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では、日付の右側にWEEKDAY関数を入れてみたいと思います。
セル「B3」をクリックしたら「関数の挿入」ボタンをクリックしましょう。
関数の一覧から「WEEKDAY」を探して「OK」をクリックします。
効率良く目的の関数にたどりつく方法はコチラから確認してくださいね。
Excel女子の皆さん、こんにちは! 突然ですが、関数を選択するときにはどうしていますか? 例えば「TEXT関数」を使いたい場合 「関数の挿入」ボタンをクリックして […]
「関数の引数」画面が表示されました。
これから「シリアル値」「種類」を入れていきます。
引数の入力
シリアル値
シリアル値には、日付が入力されているセル(今回はセルA3)をクリックします。
種類
以下の「種類」から1,2,3のいずれかを指定します。
※1の場合は省略できます
種類 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
2 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
3 | 6 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
例えば、
種類「1」を選択した場合、日曜日は「1」月曜日は「2」
種類「2」を選択した場合、日曜日は「7」月曜日は「1」
…という番号が返されるというわけです。
今回は種類「1」を使ってみます。
種類の欄に「1」と入力して「OK」をクリックしましょう。
「1」と表示されました。
種類「1」を選んだので、日曜日の「1」と返されたわけです。
この式を下までコピーしてみます。
1、2、3…と表示されました。
日曜日、月曜日、火曜日…を表していることになります。
では本題に戻ります。
月曜日は「2」と返されることを利用して、
「2」だったら「定休日」と表示させてみたいと思います。
これにはIF関数を利用します。
IF関数と組み合わせ
先ほど、WEEKDAY関数を設定したセルB3からB12を削除しておきます。
では、IF関数と組み合わせて月曜日に「定休日」と表示させましょう。
具体的には、
とします。
では、改めてセル「B3」をクリックして「関数の挿入」ボタンをクリックしましょう。
IF関数を選択して「OK」をクリックしましょう。
「関数の引数」画面が表示されました。
これから「論理式」「値が真の場合」「値が偽の場合」を入れていきます。
引数の入力
論理式
WEEKDAY関数の結果が「2」(月曜日)だったら
なので、以下のように入力します。
weekday(A3,1)=2
値が真の場合
月曜日だったら定休日と表示したいので、
定休日 と入力します。
値が偽の場合
論理式の結果が「2」ではない場合には空白にしたいですね。
空白を表す “” を入力します。
以上入力ができたら「OK」をクリックしましょう。
12月1日は日曜日なので「値が偽の場合」となり空白が表示されていますね。
では、この式をコピーしましょう。
月曜日のところには「定休日」と表示されています!
定休日が何曜日にでも応用できますね。
例えば、水曜日が定休日だったら
=IF(WEEKDAY(A3,1)=4,”定休日”,””)
となります。
土日を「定休日」と表示したい
では、土日が定休日ならどうなるでしょう。
WEEKDAY関数の結果が「7」または「1」だったら となります。
ただ、これだと少し式が複雑になりそうですね。
WEEKDAY関数の種類を「2」とすれば、
土曜日は「6」、日曜日は「7」と返されるので、
WEEKDAY関数の結果が「6以上だったら」と設定できてスッキリした式になります。
種類 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
2 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
3 | 6 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
このような式になります。
=IF(weekday(A3,2)>=6,”定休日”,””)
結果はこうなります。
色々と応用できそうではないでしょうか?
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