- 日付以上や日付の範囲の個数を調べたい
- COUNTIFやCOUNTIFS関数を使って日付間をセル参照したら結果が「0」になった
そんなあなたのために、「COUNTIFS関数で日付間をセル参照するときの注意点」についてご説明します。
動画バージョンもあります。
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COUNTIFS関数で日付間の個数をセル参照でカウントしたら結果が0になる
この日からこの日までの個数を調べたいと思ったとき、COUNTIFS関数を使って範囲を設定すれば数えられそうですよね。
でも、やってみたら結果が「0」になった。
そんな経験はありませんか?
式は通ったのに、いったい何が原因なのでしょうか。
日付以上、日付以下、日付の範囲をセル参照する際の書き方
間違いの原因となる書き方
ここでのポイントは、検索条件の書き方です。
日付をセル参照するときに気を付けておかないといけないことなので、ぜひこの機会の覚えておきましょう。
では、具体的に見ていきながら説明します。
セルD5に入っているCOUNTIF関数の式を見てみると
=COUNTIF(A4:A15,”<=C5″)
となっています。
一見何も問題がないように思えますが、実は「検索条件」に入力されている「”<=C5″」が間違っているのです。
これは知らないと間違うはず…という感じなのですが、
ダイアログボックスの検索条件に「<=C5」と入力すると、自動的に左右に””が入るようになっているのですから…。
しかし、”<=C5″ だと、
<=C5 という文字を探してね
という条件になってしまうのです。
要注意ですね。
では、どのように書けばよいのでしょう。
正しい検索条件の書き方
正しくはこのように書きます。
=COUNTIF(A4:A15,“<=”&C5)
となります。
日付をセル参照するときは、下記のルールに則って書きましょう。
- >=や<等の比較演算子のみを「””」で囲む
- 比較演算子の後に「&」を入力
- 「セル番地」は””で囲まない
7/20以前の日付は無事「10」となりました。
同じく、7/10以降の日付も7となりました。
COUNTIFS関数で日付の範囲を設定する場合も同じ
7/1~7/15までの日付が何個あるかを調べたいときには
●●以上●●以下という複数条件を入れる必要がありますので「COUNTIFS関数」を使います。
COUNTIFS関数でも同じです。
検索条件に日付を入れる時には上記のルールに則って入力しましょう。
セルC12の日付以上で、セルD12の日付以下という条件を入力します。
これで無事に正しい結果が出せました。
Excelでは日付間の計算をする際にはいろいろな特別ルールがあったりしますので、うまくいかないなぁと思ったら調べてみましょう!
これでミスなく時短できます。ぜひご活用くださいね。
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