【Web】キャッシュとは?Cookie(クッキー)との違い~今さら聞けないシリーズ

  • 2019年7月3日
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今回は、Cookieとセットでよく目にする「キャッシュ」についてのお話です。

 

Cookieについては、こちらの記事をご確認くださいね。

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Cookieもキャッシュも似たようなイメージを持っている方も多いと思いますが、違いについても合わせてご説明しますね。

 

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キャッシュってなに?

キャッシュとは、ズバリ「お金」!のことではありません…残念。

 

今回説明する「キャッシュ」とは「cache」と書く方です。

「cache」は「貯蔵所」「貯蔵物」などを意味するそうです。

 

Webサイトを表示した時に、そのページのデータ(画像やファイルなど)を一時的に保存しておいて、次回同じページを表示する時に1度目よりも表示速度を速くする仕組み

 

過去に経験があると思いますが、画像がたくさんあるWebページなんかを表示するのに結構時間がかかるときってありますよね?

上からじわじわ出てくる・・・そう、アレです。

 

 

1回目なら表示に時間がかかるのは仕方がないのですが、1回目に表示したときにデータを一時的に保存しておけば、次回同じサイトにアクセスする時は、保存しておいたデータを使って表示することによって1回目よりも速く表示することができるというわけです。

 

この「キャッシュ」という機能は、Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなどのブラウザが持っています

 

Webサイトを表示したら、Google Chromeなどのブラウザが、そのページの画像やファイル等を保存しているということです。

 

Cookieとの違いはなに?

前回ご説明した「Cookie(クッキー)」も今回の「キャッシュ」も、なんとなく、どちらもデータを保存するという意味では似たもの同士なのかなと思われがちですが、何が違うのでしょうか。

 

2つの違いは「保存するもの」です。

 

Cookieが保存するのは「ユーザ情報」

IDやパスワード、メールアドレス、訪問回数などが保存されます。

これによって、同じサイトにアクセスしたときにユーザーを特定することができるので、パスワードなどの情報を入力する手間が省けます。

 

 

 

キャッシュが保存するのは「Webページの情報」

ページ内の画像やCSSファイル、JavaScriptファイルなどが保存されます。

これによって、同じサイトにアクセスしたときに表示速度が速くなります。

 

 

 

どちらも「作業の効率化」という面では同じですね。

 

キャッシュは削除した方がいいとき

ありがとう!キャッシュさん!

キャッシュ万歳\(^o^)/ という感じですね。

 

でもこのキャッシュを削除した方が良いこともあります。

 

ブラウザの動作がなんだか重いとき

キャッシュがどんどん貯まっていって、大量に保存されていくとブラウザの動作が重くなります。

 

 

「重い」というのは、

表示がなんだか変だな~とか、なかなか開かないな~とか

なんかもたつくな~とか読み込みがとても遅いな~という感じです。

そんな時には、キャッシュをクリアするとサクッと表示されることがあります。

 

更新されたサイト情報が変わらないとき

例えばあなたがホームページの更新を担当している場合に、更新内容を確認しようと思っても変わっていない…ということがあります。

 

それも、キャッシュの仕業かもしれません。

キャッシュをクリアにすると、更新した内容にリフレッシュされ確認することができます。

 

 

キャッシュの削除方法

では、キャッシュを削除する方法をご説明しますね。

Cookie同様、キャッシュの削除もブラウザによって異なります。

 

Google Chrome

Chromeの画面右端にある「Google Chromeの設定」ボタン をクリックします。

 

画面を下へスクロールして、「詳細設定」をクリックします。

 

「プライバシーとセキュリティ」の「閲覧履歴データの削除」をクリックします。

 

「閲覧履歴データの削除」画面が表示されます。

「詳細設定」タブの方に切り替えてくださいね。

 

「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。

「期間」も▼をクリックすると選択できます。

 

「データを削除」をクリックすればOKです!

 

 

Microsoft Edge

Microsoft Edgeを起動し、「設定など」(設定など)をクリックして、

 

表示された一覧から「設定」をクリックします。

 

「設定」が表示されます。

「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

 

「閲覧データのクリア」欄から「クリアするデータの選択」をクリックします。

 

「閲覧データの消去」が表示されます。

「キャッシュされたデータとファイル」にチェックを付けて「クリア」をクリックします。

 

「ブラウザーを閉じるときに、常にこれを消去する」を「オン」にすると、Microsoft Edge を終了する際に選択した項目が自動的に削除されます。

 

「すべてクリアされました」というメッセージが表示されたら、削除完了です。
※ メッセージは自動的に消えます。

 

キャッシュとCookieについて理解できたでしょうか?

職場の同僚やお友達にも教えてあげてくださいね~♪

 

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