パワーポイントで作った自信作のプレゼン資料
会場のパソコンで開いてみたら…あれ?
何かが違うと思ったら、フォントが変わっていた。
そんな経験はありませんか?
フォントが変わると印象もガラッと変わりますよね。
パワーポイント資料は見た目も重要。
せっかくフォントにこだわって作った資料でも、別のパソコンで使う場合、そのパソコンにフォントがインストールされていなければ別のフォントに置き換わって表示されてしまいます。
他のメンバーとメールなどで共有して作業をする場合も同様の問題が起こります。
とはいえ、もう会場入りしているのに今さらひとつひとつ変えるなんて時間がない…。
今回はフォントを一括で変更する方法とフォントの埋め込みについてご紹介します。
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フォントの一括変更
フォントの置換
パワーポイントには「フォントの置換」という機能があります。
置換前と置換後のフォントを指定するだけで、図表などのフォントまで一括で変更することができます。
「ホーム」タブをクリックします。
「置換」の▼→「フォントの置換」をクリックします。
「フォントの置換」が表示されます。
「置換前のフォント」と「置換後のフォント」を設定します。
今回は
- 置換前のフォント:MS Pゴシック
- 置換後のフォント:07ロゴたいぷゴシック7
と設定をします。
設定ができたら「置換」ボタンをクリックしましょう。
これでOKです。あっけないくらいあっという間ですね。
フォントの埋め込み
他の人とやり取りする時や別のパソコンで開いた時にも同じフォントで表示させる方法があります。
「フォントの埋め込み」です。
フォントが埋め込まれたファイルは、そのフォントがインストールされていないパソコンでも同じフォントで表示したり編集したりできるようになります。
では、フォントを埋め込んで保存する方法をご紹介します。
「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」をクリックします。(一番下です)
「PowerPointoのオプション」画面が表示されます。
左側の「保存」をクリックして切り替えます。
「保存」に切り替わったら、一番下までスクロールしてください。
「次のプレゼンテーションを共有するときに再現性を保つ」という項目があります。
「ファイルにフォントを埋め込む」の欄にはチェックを入れます。
フォントを埋め込む方法には、以下の2種類があります。
- 使用されている文字だけを埋め込む(ファイルサイズを縮小する場合)
そのファイルで使用されているフォントだけを埋め込む方法です。
ファイルに使われていないフォントは埋め込まれません。
別のパソコンで編集することができませんが、ファイルサイズは縮小できます。
- すべての文字を埋め込む(他のユーザーが編集する場合)
そのファイルで使われているフォントだけでなく、使われていないフォントも含めてすべてのフォントを埋め込んで保存します。
どのパソコンでも編集ができますが、ファイルサイズが大きくなります。
どちらかを選択して、「OK」をクリックしましょう。
以上、フォントの一括置換とフォントの埋め込みについてご紹介しました。
フォントはパソコンによってインストールされているものが違うということを、常に頭に置いておきましょう。
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