PowerPointで作成したスライドは、配布資料として印刷することができますよね。
この配布資料、余白の調整がなかなか思うようにいきません。
また、レイアウトも限られています。
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そこで、今回はWordやPDF形式などPowerPoint以外のアプリに変換してで配布資料を作成する方法をご紹介します。
PowerPointではできなかった余白の調整や、アレンジができます。
Wordで配布資料を作成する
「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。
「配布資料の作成」→「配布資料の作成」をクリックします。
「Microsoft Wordに送る」画面が表示されます。
以下5種類のページレイアウトがあります。
- スライド横のノート
- スライド横の空白行
- スライド下のノート
- スライド下の空白行
- アウトラインのみ
ページレイアウトの種類を選択して「OK」をクリックすると、Wordが自動的に起動して配布資料が作成されます。
各レイアウトの種類については、下記を参照してください。
Wordファイルになれば、余白調整やメモの入力などが自由にできますね。
ちなみに、「リンク貼り付け」を選択すれば、PowerPointファイルを変更するとWordファイルも更新され同じ内容となります。
ページレイアウトの種類
■スライド横のノート
■スライド横の空白行
■スライド下のノート
■スライド下の空白行
■アウトラインのみ
PDFに変換
PowerPointをPDFファイルに変換することも可能です。
PDFファイルに変換すると、PowerPointファイルで印刷するよりも余白を小さく印刷することができます。
PDFにエクスポート
「ファイル」→「エクスポート」をクリックして
「PDF/XPSドキュメントの作成」→「PDF/XPSの作成」をクリックします。
「保存先」を選択して、ファイル名を入力します。
保存先とファイル名を設定できたら「発行」ボタンをクリックします。
保存されたPDFファイルをダブルクリックして開きましょう。
「Adobe Acrobat Reader」が起動して、PDFファイルとして開きました。
配布資料形式で印刷
変換されたPDFファイルを、PowerPointの配布資料形式で印刷をしてみましょう。
Adobe Acrobat Readerの「印刷」ボタンをクリックします。
「ページサイズ処理」の「複数」をクリックします。
1枚の用紙にスライド2枚を印刷したいと思います。
以下のように設定します。
- 1枚あたりのページ数:カスタム 「1」×「2」
- ページの順序:「縦」
右側にプレビュー画面が表示されています。
PowerPointの配布資料印刷よりも余白が小さいですね。
このように印刷されます。
PowerPointファイルはWordやPDFファイルに変換することができますので、色々なシーンで活用できそうですね。
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