- PowerPointのスライドショー中にペンを使い、終了後に表示される「インク注釈を保存しますか?」に「保持」を押してしまった
- たくさん書き込みがあるのでひとつずつ消すのは面倒
そんなあなたのために、「保存されたペン跡をまとめて消す方法」についてご説明します。
PowerPointでプレゼン中に、蛍光ペンやペンなどでいろんな書き込みをして説明することがありますよね?
終了後に「インク注釈を保持しますか?」と聞かれたときに、うっかり「保持」を押してしまった…
すると、次回ファイルを開いたときに前回書きこんだペン跡が表示されます。
ひとつずつ選択して「Delete」キーを押せば消せますが、書き込みがたくさんあった場合に面倒ですよね…。
「ドキュメント検査」という機能を使えば、ペン跡を一気にまとめて消すことができるのです。
では、やってみましょう!
ドキュメント検査
ドキュメント検査とは
「ドキュメント検査」という機能ってあまりなじみがないと思いますが、
ドキュメント検査とは、Word、Excel、PowerPoint(または Visio) ファイルの非表示データや個人情報を見つけて削除してくれる機能です。
ファイルを他の人と共有する場合、例えばExcelやWordの「コメント」やPowerPointの「ノート」の中に個人情報や他社に知られたくない内容が入っていないかどうかを事前チェックすることができるのです。
個人情報が入ったままのファイルをうっかりメールで送ってしまった…そんなことにならないために、事前にドキュメント検査をしておけば安心。
今回はその機能を使って「インク」という項目を事前にチェックして「すべて削除」すればまとめて消せるというわけです。
ドキュメント検査の実行
ではドキュメント検査を実際にやってみましょう。
ペン跡が残ってしまったPowerPointのファイルを開いておきます。
「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」→「ドキュメント検査」をクリックします。
確認のメッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。
検査をする項目内の「インク」にチェックを入れて「検査」ボタンをクリックします。
検査を実行すると、「インクが見つかりました」と表示されます。
インクを削除するには「すべて削除」ボタンをクリックします。
「すべてのインクが削除されました。」と表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。
ではスライドを確認してみましょう。
先ほどのインク(ペンの跡)がすべて消えていることが確認できますね。
書き込みがたくさんあればあるほど時短になりますね。
操作は難しくないので「知っているか」「知らないか」だけです。
ぜひ活用してくださいね♪
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