Excelの表で計算結果などで「0」が表示されることがありますよね?
見積書や請求書など取引先に提出するとなると、「0」が表示されたままだとちょっとカッコ悪い…
Excelで「0」を表示しない方法は色々とあります。
その中から今回は、初心者の方でも簡単にできる方法を2つご紹介しますね。
オプション設定を変更
まずは、「0を表示しない」という設定に変えてしまうという方法です。
一番手っ取り早いかもしれません。
「ファイル」→「オプション」をクリックします。
「Excelのオプション」画面が表示されます。
左側を「詳細設定」に切り替えて右側に表示される設定項目を下へスクロールしていきましょう。
「次のシートで作業するときの表示設定」の中にある
「ゼロ値のセルにゼロを表示する」に☑が入っていますよね?
このチェックをはずします。
ちなみに、この設定は現在作業をしている「シート」限定で設定されます。
他のシートでも同じくゼロを表示したくないという場合には、
「次のシートで作業するときの表示設定」の右側に表示されているシート名の▼をクリックして、設定するファイル名に変更すればOKです。
設定ができたら「OK」をクリックします。
表示されていた「0」が非表示になりました。
IF関数を使う
次に、「IF関数」を使って0を非表示にする方法です。
IF関数のキホンについては、こちらでご確認くださいね。
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今回は、「金額」欄にIF関数を使って
とします。
結果このような数式となります。
では、始めましょう!
まずは、「ジャスミンティー」の金額のセル「E4」をクリックして選択したら、「関数の挿入」ボタンをクリックしましょう。
関数の一覧から「IF」を探して「OK」をクリックします。
効率良く目的の関数にたどりつく方法はコチラから確認してくださいね。
Excel女子の皆さん、こんにちは! 突然ですが、関数を選択するときにはどうしていますか? 例えば「TEXT関数」を使いたい場合 「関数の挿入」ボタンをクリックして […]
「関数の引数」画面が表示されました。
引数の入力
論理式
まず「論理式」から。
ここは、条件を入力します。
今回の条件は、
「数量×単価」の計算結果が0だったら
ですね。
以下のように半角で入力しましょう。
これで、「もし数量×単価の計算結果が0だったら」という条件が設定されました。
真の場合と偽の場合
続いて、先ほど設定した条件が「真の場合」と「偽の場合」をそれぞれ設定します。
まず、「値が真の場合」
0だったら空白を表示させるということで、「空白」や「空欄」を表す記号「””」を入力します。
「”」を2回連続で入力すると「””」となります。
「ダブルクォーテーション」は、「Shift」キーを押しながら「2」キーを押します。
続いて「値が偽の場合」
計算結果が0ではなければ、計算結果を表示させたいので、
計算式「C4*D4」を入力します。
確認ができたら「OK」をクリックします。
数式バーを見ると、先ほど設定した関数が確認できますね。
数式を下へコピーしましょう。
計算結果が0の時には空白が表示されていますね。
以上、「0」を表示しない2つの方法をご紹介しました。
状況に応じて使い分けると良いですね!
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