働くエクセル女子の皆さん、こんにちは。
Excelで大きな表を扱っているときに、こんなことでイラっとしていませんか?
・下にスクロールすると、上の項目名が見えなくなる
・右にスクロールすると、左の項目名が見えなくなる
Excelには、表の上や左部分がスクロールしないように固定しておく「ウィンドウ枠の固定」という機能があります。
これを知っておくと、少しだけストレスも少なくなりますよ。
ウィンドウ枠の固定とは
以下のような大きな表があります。
上下も左右もスクロールする必要がありますね。
上下にスクロールすると黄色の項目名が見えなくなってしまいますし、
左右にスクロールすると、開催日やセミナー名が見えなくなてしまいます。
例えば、↑の画面には見えていませんが、一番右に「備考」という項目があります。
画面に見えていない下の方にあるセミナーの備考欄に入力しようとしたときに、
「あれ、ここで合ってるのかな」
って思いながら、入力したら一行ずれていた・・・なんてことになります。
これ、イライラポイントですよね。
そんな時には、「ウィンドウ枠の固定」を利用すると便利です。
指定した行や列まではスクロールされないよう固定することが出来るのです。
行(上)を固定するには
4行目以降がスクロールするように設定します。
4行目から下をスクロールさせたい時には、「4行目」を行選択します。
画面左端の「4」のところにマウスポインタを持っていき、「→」の形に変わったらクリックします。
「表示」タブ→「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の固定」をクリック
設定できました。上下にスクロールしてみて下さい。
3行目まではビクとも動かないでしょう?
固定を解除するには
固定を解除したい場合は、固定した時と同じ操作です。
「表示」タブ⇒「ウィンドウ枠固定」とクリックすると、
固定しているときには、「ウィンドウ枠固定の解除」と表示されるので、クリックすればOKです。
解除されたかどうか、スクロールしてみてください。
最初の状態に戻っていますよね?
列(左)を固定するには
では、次に左右にスクロールするときに、C列まで動かないように設定します。
D列以降をスクロールさせたい時には、「D列」を列選択します。
画面上の「D」のところにマウスポインタを持っていき、「↓」の形に変わったらクリックします。
選択できたら、行を固定したときと同じように
「表示」タブ→「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の固定」をクリック。
右へスクロールしてみて下さい。
C列までは固定されて動かず、D列以降がスクロールすることが分かりますね!
ちなみに、固定を解除したい場合は、先ほどと同じ操作
「表示」タブ⇒「ウィンドウ枠固定」→「ウィンドウ枠固定の解除」でOKです。
このように、行や列を固定することが出来るのです。便利ですね!
さて、賢いアナタはここで疑問に思ったハズ!
「行も列も両方固定できないの?」
はい♪ ズバリ!できます!
行も列も固定するには
今度は、行も列も固定してみましょう。
「4行目以降」そして「D列以降」がスクロールするように設定します。
さて、この時はどこを選択して固定すれば良いでしょうか…
ちょっと考えてみて下さい。
正解は、
4行目とD列が交差するセル「D4」をクリックするのです!
セルD4をクリックしたら、
「表示」タブ→「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
設定できました!では、上下にも左右にもスクロールしてみて下さい。
C列までと3行目までは固定されて動きませんよね?
これだと、右端の「備考」の欄に入力するときもラクチンですね!
「ウィンドウ枠の固定」は、大きな表を扱うときにとても便利な機能です。
これでまたひとつ作業効率アップですね~♪
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